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感謝を受け取るモノを“つくる”。

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K.S
大阪支店|工事部
2017年入社(新卒)
大学では電気電子工学を専攻し、蓄電デバイスについて研究。もともと運動好きということもあり、「体を動かせる工事現場の仕事」を探していたときに、研究室の教授から弘電社を紹介された。アットホームな雰囲気、充実した福利厚生制度、さらには会社のことを何でも話してくれた採用担当の姿勢に信頼を感じ、入社するに至った。
PERSON 02
INTERVIEW 01
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マルチに考える、大阪支店

私の所属する大阪支店工事部は、関西地区の工事現場での施工管理を担当する部署です。課ごとの垣根がほとんどないため、新築工事、営繕工事、プラント工事、送電線工事まで多種多様な案件にマルチに携われる面白さがあります。現在私は、現場代理人として客先工場内の試験設備の更新工事を請け負っています。工場では製造が行われているため、製造工程と現場作業工程とをうまく調整して、「安全と品質」を担保できるよう進めていくことが重要です。現行の設備は古い設備も多く、最新の設備基準に沿って更新を行うと、設備間の離隔距離など細かな仕様を満たせず、レイアウトを再構築しなければならない場合も少なくありません。日々変わる現場工程を調整しながら、人件費や資機材等のコストを管理し、無駄なコストが発生しないよう計画を立てることも重要な業務です。そうした「想像通りにはいかない現場」の対応力が欠かせない仕事です。

INTERVIEW 02
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難題の先で感謝が待つ

工事の金額がある程度を超えると、部署内での施工検討会が開かれます。そこでは工事を進めるうえでのあらゆるリスクが抽出・検討され、追加予算を踏まえた上での目標金額が提示されます。ときには実現が難しいように思える金額になることもあります。その中で、安全・品質・工程・原価のすべてに意識を向けるのは難しいものですが、机上の計算から始まった工事を無事に終え、定められた期間と予算で完了させられたときの達成感はひとしおです。また、これまでの仕事の中で思い出に残っているのは、とある工場の照明の更新を行ったときのことです。白熱電球からLED照明に交換を行ったのですが、お客様から直接「以前より明るくなって、仕事がしやすくなりましたよ」と感謝の言葉をもらうことができました。当時はお客様の窓口となる立場ではなかったため、直接お声をもらえたのがとても嬉しかったことをよく覚えています。

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SCHEDULE
ある1日のスケジュール

8:00

出社

6時半に起床し、出社後にその日の業務確認を行います。
8:30

朝礼

その日の作業内容や、特に注意すべき点(急所)、安全に関する注意事項などを職人さんたちと共有し、全員の認識を合わせます。
9:00

現場管理・打ち合わせ

現場を巡回し、職人さんと工事の進捗を確認。その後、事務所に戻り、お客様との打ち合わせ準備や、施工図などの資料作成を行います。
12:00

お昼休憩

色々な場所に赴いて工事があるため、ご当地のお店を探して食べに行くのが楽しみです。
16:00

現場の進捗確認

夕方、再度現場を回り、その日の作業が計画通りに進んだか最終確認。翌日の作業がスムーズに始められるよう、段取りを整えます。
17:30

退社

業務が完了すれば、定時で退社。現場の状況により残業することもあります。
INTERVIEW 03
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働く中で感じる「創造する喜び」

施工管理の仕事には「モノづくり」の純粋な喜びがあります。机上で自分が考えた計画をもとに施工が進んでいき、計画通りに現場が完了して、建物の隅々まで電気が行き渡るときの感動は、非常に大きなものです。施工管理というと管理の立場と思われがちですが、「図面を引いて、組み立てる」というモノづくりの構図がそこにあるのです。もともと私は「自分の手を動かしたい」と思って、この世界に飛び込んできました。今はあくまで計画をする立場として仕事をしていますが、意外と自分に合っているなと感じるのは、作る喜びを感じられるからかもしれません。そしてそれが、人の暮らしに欠かせない電気を支えていると実感できるのも、この仕事の大きな喜びです。

これからの目標

今後の目標は、現在担当している更新工事だけでなく、新築やインフラ系も含む多部門でマルチに活動して、総合的な現場知識を身につけることです。今はまだ、広く経験を積んでいる過程ですが、突き詰めていけば、できることはより深く、より多くなると考えています。特に難しいと感じるのが、インフラ設備の制御系にまつわる工事です。スイッチのオンオフだけではない、複雑なシーケンス制御の構造には、まだ苦手意識があります。一方で、将来的にはどれか一つに特化した現場代理人を目指していかなければなりません。すべてを経験して突き詰めた上で、与えていただいているたくさんの選択肢から、自分の道を選び取ってみようと思います。